「お前狂ってんのか!?」と言われたKASS1です。
そんなこと言われたことあります?オレは生まれて初めて言われた。
仮に狂ってたとして、明らかに狂ってるこの世の中で個人が狂っちゃ悪いんかい!
それは前回の【嫌われ者】のブログに対する意見やったんやけど、あれは読者が今までで最多の反応を見せてくれた。
『危険!』『爆弾発言しすぎ!』『この件についてはなにも答えないのが僕の答えだ』等々。
そして多くの人に「なんかあったん??」的な心配をされました。
なんかあります。毎日毎日。
【心配】という心配りをしてくれた人には申し訳ないけど、特別な大事件が起きた訳ではないので安心して下さい。
ただオレは正直に生きていきたいだけなんだ。
だから今日も、オレの【心の内】を書き綴ります。
昨夜、いつもお世話になっているお店 "CAMOUFLAGE" と、今年合同でANNIVERSARY PARTYを成功させた "KITTY"とのコラボ忘年会があった。
30〜40人ぐらい個性派キャラが集まり、呑んで食ってというごく普通の宴会。
オレはグラスにビールが注がれるより先に、ガチャガチャと落ち着きなく騒いでいた。
宴会が始まり、色んな人と交わり、とても楽しい時間だった。
が!!
次に気がつくと、遠くから聞こえる「KASS1さん...KASS1さ〜ん!」という声。
宴会が始まって1時間半ほどか、よくわからないけどそれぐらいの時間でオレは寝てしまっていたのだ。
起こされたときは宴会が終わったあと・・・
皆に「そんなに呑んでた?」という質問ラッシュ。
「寝ちゃダメ!!」と年下の子から叱られる。
(迷惑をかけた方ほんまにすんませんでした。)
起きた時、オレはすごく変な気分だった。
昔は『酔うとすぐ寝る』がオレの十八番だったが、ここ数年は毎日のようにお酒を呑むし、自分が呑める量はわきまえている。
「疲れてたんじゃないの?」「寝不足?」という人もいたが、疲れてるどころかすこぶる元気でその日もがっつり睡眠をとっていた。
店から出て冷たい夜風にあたっても、一向に "変な酔い" は覚めず。
フワフワしたままママチャリの上で三角座りしているオレを見て、遠目でCAMOUFLAGEのタカノッチが周りの人達にこう言った(聞き逃してないぞ)。
「KASS1のあんなに優しい顔初めて見た!」
体験したことのない酔い方に翻弄されたオレは、途中まで帰り道も一緒のタカノッチに心配されながら家路に向かった。
家に帰ると激しい眠気と、未だに続く妙な気分の酔いで、「このまま大爆睡するんやろーなー」なんて思いながらすぐに眠りについた・・・
が!!
2時間ほどで『パッ!』と目が覚めた。
眠気は一切なくなり、酔いも全く残っていなかった。
え?なにこれ??もしかして忘年会夢やったんかな???
とまではいかないが、頭がクリアになりすぎてて、数時間前の出来事が嘘のようだった。
自分の身に起きたことと、その感覚が理解できず、むしゃくしゃすると同時に無性に走りたくなった。
オレはすぐにジャージに着替え、地元港区を走り出した。
まず、昨夜宴会で寝ているオレを見た人は、4、5時間後にオレが走っている姿は絶対に想像できないはずだ。
『オレほんまに狂ったんかな〜』って走りながら思ったよ。
走りながら宴会での出来事を思い返した。
そしてやっぱりそれほどお酒を呑んでなかったことも再確認した。
なぜせっかくの楽しい席で寝たのだ?
あの変な感覚の酔い方はなんだったのか?
ヒントとなるであろう一緒に会話した人のことや、彼らから受け取った言葉を思い返した。
「あっ!いい言葉を書く人だー!」と言った人。
「弁天町住んでんの?あ〜、ぽいぽい(笑)」と言った人。
「今度うちの店の壁に描いて欲しい」と言った人。
「うわ〜、ほんま人の心に土足で入ってきますね!」と言った人。
「今は生活いけてんの?」といつも心配してくれる人。
初対面だが、座敷に上がる前にトイレで速攻仲良くなった人。
いちいち絡まれるお店の店員さん。
そしていつも左腕に書く【心】が、ここ数日うまく書けなかったこと。
心がうまく書けなかった理由は、心が乱れているからに他ならない。
乱れている理由も分かっていた。
それはオレ個人のことであり、誰かから攻撃されたり誰かに対して感じる苛立ちだったりではない。
オレは2時間ほど走り、とある大きい公園に居た。
冷たく気持ちいい風が吹く中、公園にある小さな山のてっぺんから視界に広がる夜空を見ていた。
夜空を背景に思い出したのは宴会でのみんなの【笑顔】。
みんなから受け取った言葉を、もう一段階深く考える。
オレの名前は知らずとも『いい言葉を書く人』と認識されたこと。
弁天町という下町で培われた『人情』を感じてもらえていること。
宴会で寝ちゃうようなヤツでも『描いて欲しい』と思ってもらえること。
オレが常に人の『心』をキャンバスにしていること。
自分がやりたいように生きているだけなのに、いつも『生活』を心配してくれていること。
コトニストどうこう関係なく、2秒で人と仲良くなれること。
ん〜、絡まれる店員さんは事故みたいなもんかもしれないけど。。。
オレのことを良く知る人も、オレと初めて接した人も、『KASS1はこーいう人』と解ってくれていたり、すぐに理解してくれる。
たとえ狂っていようともだ!
表現者のオレにとって「理解されること」は非常に気持ちよく、ありがたいことだ。
『う〜ん、もしかして、ただ気持ち良くなって寝ちゃったのかな?走って余計に気持ち良くなったし、まいっか』
と思い、家に向かって走り出した。
帰り道、ひとつの言葉が気になった。
タカノッチの「KASS1のあんなに優しい顔初めて見た!」だ。
気持ちよくなったからって、優しい顔になるんか?
どっちかっつったらそれは『ニヤケ顔』とか『笑顔』じゃないのか?
『優しい顔』という表現にはならないのでは?
再びモヤッとした気分になりながらも、家に帰ると部屋に干していた【和T】が目に飛び込んで来た。
それを見て「ハッ!!」と思い、あるコトニーを急いで確認した。
オレは昨夜自分に起こった出来事が、自分の作品によって理解できた。
もっと言えば自分の心がどのように変化したのかを、自分に教えてもらったことになる。
コトニーを見た上で、「いや大げさやろ」って思う人もいるかもしれないけど、あんなにぐっすり眠っちゃうんやから大げさじゃない。
それぐらい心が乱れてたのは充分感じてたもん。
だからメッセージを一行追加した。『一緒に・・・』の部分。
皆の笑顔が、乱れた心を『安心』させてくれ、オレに【和み】を与えてくれたんだ。
昨夜共に宴を楽しんだ皆さん。ありがとう♪感謝!
タカノッチが見た「KASS1の優しい顔」、オレも見たかったな〜。