2007年6月15日
人力
今や昼飯を¥350以内に抑える事が生き甲斐のkass1です。
「自分で弁当作ればいーじゃん」って? 炊飯器がありません(泣)
この中身のない部屋では毎日がドラマチック。
こないだこの部屋で行われた『戦い』の事を教えよう。
風呂上がりにふと見ると洗濯物が溜まっている。洗濯物は洗えばいいが、洗濯機がない。洗濯物達は「早く洗え!」と騒いでいる。
「う〜む」
洗濯物達をチラ見し、洗濯機があった場所に放置されている洗剤を持って来る。
洗濯物が入ったカゴを持ち上げ、コインランドリーへ。行くと見せかけて風呂場の湯船にドバーーッ!っとぶちまける。
「お前らごときにコインランドリーなど必要ない! 貴様らは電気の力に頼り過ぎなのだ!」
そう言い放ちドバドバと洗剤&水をかけ、「覚悟しろ」と言わんばかりに手でぐるぐるかき混ぜる。容量は洗濯機より遥かに広い! 要領は『ねるねるねるね』と同じ!「こりゃ案外楽チンじゃねーか」と笑みもこぼれる。しかし数十秒もすると腕が疲れてくる。シャツが腕に巻き付く。しかしここで諦めれるか! というより途中で止めれるか? イヤ、もう遅い。
気合いを入れ直し素っ裸のおっさんと洗濯物の勝負。湯船の内側の壁をなんとな〜く洗濯板代わりにしたりしてみる。
ヤツらはかき混ぜられながら「こんな洗われ方はイヤだー」「このおっさんバカじゃねーの」とやいやい言い始める。それを聞いた俺は増々ヒートアップして「ウリャー!」と湯船に入り足で混ぜたり踏んだりしてみる。
「おっ!これどっかの国でワインに使うぶどうを踏みつける作業に似てるな」
なんてほくそ笑みながら楽しむ。
洗ったばかりの体が洗剤まみれになっても気にしない。
品質表示はもっと気にしない。
そして『すすぎ』は超テキトー。
一通り洗い終わり、30歳のおっさんは素っ裸で汗ダクになりこう思う。
「あ〜、風呂に入る前にやるべきだった・・・」と。
でもまぁ、これでこいつらも大人しくなっただろうとヤツらの様子を見ると・・・
ん? んん!?
靴下の汚れが全く落ちていないではないか!! ヤロ〜、中々しぶといじゃねーか。
奴らだけは『バケツ』という別室にひとまとめにし、プランBの漬け置き作戦へ。
こいつらはこれでぐうの根も出まい。
奴ら以外には脱水が始まる。
ここまでは何のためらいもなく実行した。しかし脱水はやり方が思いつかない。畳んで水分を押し出したり踏んだりしてみるも、脱水とはほど遠い。
またも「コノヤロー!」とぞうきんを絞るようにやつらを絞る。絞り上げる!
生地の強さなんか気にしない。
「あー、今の俺、端から見れば『両津勘吉』みたいになってんだろなー」と思っても気にしない。
なんか全体的にめんどくさくなって来てさっさと干す。
干された洗濯物達はくたびれきっている。しかもビショビショじゃないか・・・
ただ、文明に逆流したことでなぜか達成感があった。
一晩経ち、プランBの靴下どもの様子を見る。さすがにギブアップしたのかそこそこ汚れも落ちている。
早々に干し、会社に出勤。
帰宅後乾いた彼らを見て絶望した。
まずTシャツの首元が伸びきっている。というより全体的に伸びている。そしてありえない場所が破れたりしている。×2枚。
タオルはパリパリ。習字を書いた後の半紙みたいにパリパリ。韓国海苔と間違えそうになる。肌触り最悪!
そしてなりより、洗濯物達が全員超寂しそうなのだ!
試合に勝って、勝負に負けた。そんな切なさが残ったよ。。。
たまたま部屋に遊びに来た妹に「アホちゃう?」で終わらされたことは言うまでもない。
この中身のない部屋では毎日がドラマチックさ。