2007年9月 アーカイブ

ZETTAI-MU 12th ANNIVERSARY in BLACK CHAMBER

ここ最近、何か得体の知れないグレーのモヤモヤが脳を曇らせていた。
それがなにかはいくら考えても分からなかった。

会社の仕事? デザイン? 食生活? 金銭?

モヤモヤが沸き出した当初は、仕事中もボンヤリしてしまい『心ここに有らず』状態の毎日だった。
理由が明確なら対処する方法を考え、実行するまでだが、いくら考えても何が原因でモヤモヤしているのか分からなかった。
しまいには、自分でそのモヤモヤを肥大させ、『仕事とは?』『生活とは?』という具合にやたら大げさに考えるような思考になっていた。
今回ばかりは煙の占いも効果がないようだ。

考え込んでいる間は足踏み状態、後ろに下がる事こそないが、前にも上にも進む手だても無く、ひたすら悩み考える日々。
悩みの解決策を考えるのではなく、何に悩んでいるのかを考える。
「なんやねん! 俺!?」
キモい。

しかしそれらは全て過去形。今は、そんな事どーでもいい。


2007.9.22 (sat) ALLNIGHT
ZETTAI-MU 12th ANNIVERSARY in BLACK CHAMBER

[出演]
THA BLUE HERB
DJ KRUSH
DRY&HEAVY
KODAMA KAZUFUMI with 1945 a.k.a. KURANAKA
GOMA DA DIDGERIDOO
1945 a.k.a. KURANAKA
CALM
DJ HIKARU (BLASTHEAD)

[サウンドシステム]
最高音響 SOUND SYSTEM

[上映]
「IRAQ WAR」池上宗徳


これを読んでる音と言葉好き達は、グレーのモヤモヤがどうでも良くなった理由がわかるだろう。
まず始めに、このBLACK CHAMBERという箱に度肝を抜かれた。
この箱は住之江の倉庫&工場地帯というへんぴな場所にある。
行ったのは初めてだったが、とにかく特殊な空間。
2004年に、大阪ドームのスカイホール(ドーナツ状)を利用して行われたBIG EVENT【SATURN】を思い出させる。SATURNは未来系だったが、BLACK CHAMBERはリアルな廃墟をリフォームして作られている為、映画【MATRIX】のザイオンの様な異質な雰囲気を醸し出している。なんかとにかくすごい!
もっと具体的に例えると、倉庫というよりは学校みたいな作りで、2フロアで2ブース構成。
大麻大学の学園祭みたいな雰囲気も無きにしも有らず。

勿論お目当てはTHA BLUE HERBとDJ KRUSH、そして出演者にリストアップされてなかったがDJ BAKUもいた。
DJ BAKUの狂気じみたプレイで俺達は一気にhighになり、そのままの勢いでTHA BLUE HERBのLIVEへ突入。
THA BLUE HERBのLIVEが始まる頃にはフロアはパンパンで、酸欠で死人が出てもおかしくねーだろ?って具合だ。
LIVEが始まると、皆もみくちゃになり、5分もしないうちにTシャツは汗でぐっしょり!「急に大雨降った?」ぐらいの感じだ。
THA BLUE HERBのLIVEを活字で表現するのは不可能だが、「ヤヴァい・・・」としか言いようがない。
「ヤヴァい!」ではなく「ヤベェよ・・・」の方だぞ。
どっぷりと深い深い所まで行く。帰って来れなくなってもいい!と思ってしまうほどの深さだ。
昨年のZETTAI-MUでは『証言』のトラックを使ったDJ DYEにも期待した。
今年はなんと、HIP HOP classicの『Souls of Mischief/'93Till Infinity』のトラックを使う。
面白い!
序盤、踊り狂っていたオーディエンス達は、後半全く動かない。ただただ呆然と音と言葉を受け入れる。
皆、いつの間にかステップを止め、いつの間にか脳に直接語りかけられる。これがTHA BLUE HERBのLIVEの基本形だ。

俺が抱いていたモヤモヤなんて、バカみたいに一瞬でぶっ飛んだ。
と言うよりも、そこに居た皆が、体や脳や心から全ての【毒】を出したようだった。


その後、俺達を深海から海面へ引き上げたのはDJ KRUSH。
全員が立ち尽くしたフロアから一転、全員が踊り狂うフロアへと空気を変える。
ついさっき毒を出し切った心や体の空いたスペースに、新しいミネラルを注入するかのように。


俺達は生まれ変わったような気持ちになり、うまい酒を呑みにお酒売り場(出店風)に行き、のどを潤す。
すると目の前を、貫禄バリバリ日本最強のILL-BOSSTINO(THA BLUE HERBのMC)が通った。
俺は小走りで近寄り「HEY!BOSS!!」と声をかける。
『隙あらば少しばかりトークしたい!』という気持ちでいっぱいだった。
振り返ったBOSSに右手を差し出すと、差し出した手を強く握り、BOSSは俺の目を見据えたまんまゆっくりとうなずいた。
そのうなずきで全て【無】となった。それだけで十分だった。
言葉以上のものを交わせたような気分だった。

未だに残るBOSSの力強い握手の感覚。もう昼なのに興奮が収まらず一睡もできねー!


え? グレーのモヤモヤ? 何それ??


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ワンゲームでも外したら真逆さまの 結局 ただの無謀な大馬鹿野郎
そうだと知ってて言ってるんだろ? そうだと知ってて始めるんだろ?
ワンゲームでも外したら真逆さまの 結局 ただの無謀な大馬鹿野郎
そうだと知ってて言ってるんだろ? そうだと知ってて始めたんだろ?

コラボ

主食が『どんべえ』に舞い戻ったkass1です。がんばってますか?

こちらのポスター、テレビ大阪で金曜の深夜にやってるHIP HOP番組『NIGHT CRUISING』のポスター。『探偵ナイトスクープ』じゃないよ。

上部にでっかく掲げられてる番組のロゴは、今まで出会ったデザイナーの中でも、ピカイチのクリエイティビティーの持ち主KOZZYが作ったもの。彼はすぐに会社を辞めてしまったから、一緒に仕事をする機会がなかった。だから彼からは技術をあまり学べなかった。でも、【心】と【心構え】は全て彼に教わった。それは現在進行形で。Respectに値する人だ。
一年前のあの頃、彼がNIGHT CRUISINGの広告物を「こんなのはデザインじゃない!」と、言いながら作っていたのがつい昨日のようだ。嫌々作ったものかも知れないが、そのロゴは未だ生き続けている。

ポスターのベースデザインは、現在【技術】や【ノウハウ】を俺に教えてくれる師匠が作った。
師匠の事は、今は多くを語らない。

真ん中から下、アーティストの宣伝部分と、よくわかんHIP HOP SNSサイトの広告。
ここを俺が作った。というか載っけた。

DJ BENKAYは昔からそこに居た。


KOZZYと師匠と俺と、この3人で一緒に仕事をするなんてあり得ない事だと思っていた。
でも、改めてじっくり見ると、やっぱりこれは3人で作ったモノだと思うんだ俺は。

そして自分のセンスのなさに痛感する。
「なんでココのフォントサイズこんなにでかいねん!」とか「ここのパディングおかしいやろ・・・」と言った具合に。
いくら共同で作ったモノだとしても、その中にはあからさまにレベルの違いが身請けられる。
それは自分が一番わかる。

この二人と一緒に仕事をするには、俺はあまりにも未熟すぎる。

ただ、やたら嬉しい気持ちの方が大きいために、そんな事はどうでも良くなったけど。

ポスターの左に、たまたま彼女が貼っているメモ書きの中に、【継続は力なり】と書いている。


このブログを書く直前、Mr.entertainerの天頂が書いたmixiの日記に、とあるサイトのリンクが貼られていた。

http://www.moonchild.tv/

そこに飛ぶと、どうやらそのサイトは出来たばかりで、ダンサーやらクリエイターの紹介をしているサイトだった。
そこで紹介されている天頂率いるHIP HOP CREW『WAY OF LIFE』のページに行くと、見覚えのある写真が貼ってある。
それは以前、天頂がすごい勢いで「とにかく急いで写真を加工してくれ! 時間もないねん!」と電話してきて、俺が少しイジった写真だった。
ほんとに1時間ぐらいしか時間がなかった。
もっとはよ言え。

1時間で3枚の写真を加工するには、俺はあまりにも未熟すぎる。

しかし、知らないサイトに載っている写真(画像)をこうしてよく見ると、これは間違いなくWAY OF LIFEと俺のコラボだと思うんだ、俺は。勝手に。


そうやって毎日を充実してるはずなのに、最近妙な胸騒ぎがしてならない。
グレーのモヤモヤが、数日前から俺を悩ませる。

その話はまた、次回・・・

T.I. vs T.I.P.

T.I.知ってる?知らん人はコチラとかコチラをクリック。

うちの会社と、ワーナーミュージックジャパンとが共同でT.I.のプロモーションやるって事で、SAZA*EやらのCLUB EVENTでタオルをバラまくという。

そのタオルのデザイン、俺。
って言ってもロゴ並べるだけじゃ〜ん。と思っていたら、飾り枠は必須。え?HIPHOPで飾り枠?アリなん?どんなんが合うのよ??

12案出して、サンプルを作る。
一つだけ「これお勧めです。」って書いといた。
でもそれは、自分で評価するに12案の中では、1位ではない。
「多分これが選ばれるんやろな〜」とか「これ結構カッコいいやん!」っていうのが他にあったから。

サンプルがワーナーミュージックジャパンの担当者に渡される。


自分でプッシュしたやつが採用♪

ワーナーミュージックジャパン最高!

俺はそんな経験した事はないが、印刷屋と電話であれこれ話しながら作り、あっと言う間に形となって出来上がった。
そしてSAZA*EのSOUL FREE(大阪のSTRAIGHT HIPHOP PARTYでは No.1の集客)でプロモーションが行われた。
次の日の朝、DJ BENKAYのマネージャー(以下マネージャー)が飛んで来てこう言った。
「昨日めっちゃヤバかった! 大成功やで!!」と。
更に「実はタオルを配る直前まで、お客さんがタオルをもらってくれるか心配やったけど、みんなカッコいい!カッコいい!って取り合いで、一瞬でなくなったで!」
昨夜のSAZA*Eは、REGGAEじゃないけどタオル回しがかなりアツかったらしい。


バリ嬉しいやんけ♪(ジーン・・・)


まさかCLUB EVENTでHIPHOP HEADZ達が回すタオルをデザインする事になるとは、思ってもなかった。
だって職業WEBなんですもん。
だからこそ更に嬉しいのかも知れない。
好きな音楽とリンクするデザインは心底楽しいと思った。

ただし失敗もある。
それは、俺がSOUL FREEに行かなかった事だ! なぜ行かなかった! 俺!!。


センスや技術や経験はとても重要だ。それを分かってるヤツのみが、その為に日々勉強や訓練をする。
しかし最も重要なのは【Vibes】だ。
それが人の感情を動かす。はず!
これは、10年経っても言い続けている自信がある。

「T.I.? 誰やねんそれ? お前HIPHOP好きなんやったらお前がやれ」という一言で全部やらせてくれたデザインの師に感謝。

PARTYの様子は↓ 「思わずケータイのカメラで撮った」という、マネージャー撮影。