2009年7月 アーカイブ

『イカスミDAY1/2(ハーフ)』レポニー

その日のCafe47は通常の店内とはガラリと変化し、ソファーで囲まれたフロアが作られていた。エントランスからフロアまでのラウンジエリアでも両サイドにソファーが並べられ、chill outするための最高のリラクゼーションスペースになっていた。

『なっていた』?え?Art Direct KASS1はその空間作りはやってないのかって?
オレはこの日、実は寝坊で2時間遅刻したのだ!ズドーーーン!!
でもって、到着したころには既に、『わおぉ!気持ちえぇやん♪』っていう空間が出来上がってしまっていた・・・スバラシイ。

深々とソファーに沈み、もう酔っぱらっちゃってる人もいるし、膝の上の子供と遊んでるママさんもいる。「たまたま来たらイベントやってた」的な常連のおっちゃんの横では、DJ RyutaLowが赤い目でこっちを見つめてる。

オレは彼らの間を通り抜けてフロアの方へ移動すると、ピカチュウのお面を頭に付けた彼が飛び跳ねながら機材を扱っている。
2HEI bit BROSが2年前と変わらずピコピコ音を鳴らしていた。オレ達ファミコン世代(特に男子)は、彼らの出す音が非常に気持ちよく、懐かしく感じるのだ。

彼らの横には、オレがうどん君と一緒に作った【落語家の横にある名前を書いた垂れ幕みたいなやつ】がある。DJ全員分があり、【読みがな】と【書き方】がわかるすぐれもの。カッコイイじゃない!その場所に充分ハマってた。
ブースの背面には、【イカスミDAY1/2】のポスターと、白黒を反転させたB面ポスターが貼られている。
そしてブース両サイドの白い壁一面がVJ atoのディスプレイになっていた。そこにはオレが作った【イカスミDAY1/2】のグラフィックを素材に使ったVが流れてて、色んな加工や動きをしているのが面白くて仕方なかった。

オレはCafe47が全部見渡せるごついソファーに座り、オーガナイザーを勤めるうどん君と乾杯し、和みを感じてニンマリとした(ほぼ寝起きだが)。第一回目のイカスミDAYと同じころ、camouflageで作られたコトニー【CHARM】Tシャツを着ているうどん君の腕に、「イカスミDAY1/2」と書いた。

次にブースに現れたのは前回男惚れしたMIAMIさんだった。
相変わらず人間臭さとやさしさとを兼ね揃えるDopeなセレクトで一気に気分は高みへ向かった。それと反比例してソファーは沈み込んでいく。
オレは「グッ!!」と親指を突き立て腕をピンと伸ばすと、その日まだ挨拶もしていないMIAMIさんは笑顔で返してくれた。

この日、オーガナイザーのうどん君も出番がある。
彼はgyii(ギィ)という名で先ほど紹介したVJ atoと活動を共にするトラックメーカーなのだ。それでいてDJで、それでいてMC!! 驚きの3連コンボをなし得るのだ。余談だが彼はほとんどの楽器もひける。本業の内装業も絶好調だ!超希少で起用な男。
彼がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、これが本日の一番の楽しみだった。
そして彼の出番が始まった。

彼はブースに立ち、自らが作ったトラックをかけミキサーを操作し、そしてマイクを掴んだり放したり、RAPしたりトラックをMIXしたり。。。
パフォーマンス度数も勿論だけど、トータルしてクオリティーがめちゃめちゃ高い!
普段はおとなしく地味な彼が、情熱的な表情を見せる。
声の通るRAPに乗せるメッセージ、めちゃめちゃ響いた。
気づけば、たくさんの人がフロアに立ち尽くし、ソファー組も目を丸くして息をのんで見ている。
『こいつ天才かも・・・』そう思ったのはオレだけじゃなく、見ていたみんなが「めちゃヤヴァい!」と口々に言った。
オレは居ても立ってもいられなくなり、衝動的にブースの方へ向かい、ブースの中に入り、ポスターB面の白い部分にマーカーを押し付けた。
彼のRAPから受けたメッセージ、それを消化し吐き出すために、夢中で乱雑に言葉を書き出す。
それが初めての【コトニーライヴ】になった。
お互いの温度とヴァイブスが背中越しに伝わる距離でのセッションは、わずか5分やそこらだったろう。
そのタイミングでうどん君がRAPするリリックにあった、『神が』というフレーズにオレはゾクゾクッと鳥肌がたった。オレは思わずそのまま『神が』と書いていた。
余白がなくなるまで書いたオレは満足し、ブースから出ようと振り返る。するとブースの真ん前で、まだしゃべることも出来ないうどん君の息子が、風船を持って父親をジッと見ていた。
今後体験することはないであろう不思議な情景だった。

うどん君のライヴが終わると、皆がうどん君に駆け寄り賞賛を浴びせる。
それと同じように、色んな人がオレにも声をかけてくれる。
「ここに書いて欲しい!」
フライヤー、体、帽子、スニーカー etc...
オレは色んなものに言葉を書かせてもらった。
オレの言葉をたくさんの人に求められること。そして喜んでもらえることが、ただただ純粋に気持ちよかった。

パーティーは続き、うどん君の地元香川から遊びに来てる子達と、オレ達のHOMIEZが絡み合い笑い合う。
そしてうどん君のアンコールライヴ!
彼は1回目のライヴよりさらに進化していた。

イカスミDAY1/2はオレにとって非常に重要で、Deepで、Specialな経験をした濃厚なパーティーだった。

この日関わったみんなへ感謝♪
進化させてくれたうどん君にでかい感謝を!


また一歩、お前らに近づいたぞ。


P.S.
うどん君とセッション後に話をすると、彼もリリックにあった『神が』のところがピークにヤヴァかったと言う。
正確には
「神が、我々人類をボタンひとつで葬り去るのなら
 その瞬間と同時に俺も押す。この再生ボタンを俺は押す。」
というリリック。( DJ RyutaLow Remix)
彼が新たに再生される瞬間はデジカメにも写され、透けた体の向こう側にはオレが書いた『神が』が見える。

神がかりな高揚感がしばらく冷めなかった【イカスミDAY1/2(ハーフ)】にビンビンでダブルピース!!

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うどん君 a.k.a Mr.office @gyii http://www.myspace.com/mroffice

和の国の民の血

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通称:和T
色:白×赤
型:男子M、L、XL 女子150
価格:3,700円(税込み)

『それぞれが想う【和】を掲げればいい』


取り扱い
■KASS1 FACTORY
 手渡し、郵送可能(送料はご負担下さい)
 直接連絡頂くか、左メニューの『コンタクト』からメールを下さい。

■C.B.Jim (ALCOHOLIC ART WORKS)
 大阪市西区南堀江1-21-6 2F
 OPEN / 13:00〜21:00(水曜定休日)

■Graffiti Store [CRACKERS]
 大阪市西区南堀江1-21-9 南堀江ビル4F
 OPEN / 13:00〜21:00(水曜定休日)

■camouflage
 大阪市中央区東心斎橋1-8-22 中正ビル301
 OPEN / 13:00〜20:00(定休日:水曜日)

■calmaart
大阪府堺市西区鳳西町1-92-2 池尻マンション1階
 OPEN / 14:00〜22:00(不定休)


KASS1 FACTORY

本日2009年7月22日は、【皆既日食】と呼ばれる壱大イベントの日。
太陽や月の力は、人や動植物や自然を含める地球全体に大きな影響を及ぼしている。
なんてことは説明不要やけど、今日はテレビの前で皆既日食の中継を見ていて、改めて宇宙規模のスケールのデカさを思い知った。

そして天文学的な理論は関係なしに、その瞬間なにかすごいことが起こる予感がして仕方なかった。しかし、とんでもないことは別に起こっていない。

起こらなかった『なにか』を、オレの中では起こします。

ただでさえ極貧の中、わずかながら貯め続けた軍資金。
なにかにつけて、最初の一歩は重要やからな。
【商い】と書いて【飽きさせない】と読む。そういう想いで始めよう。

どうせなら、太陽と、月と、地球のエネルギーを借りよう。
そして自分自身の小宇宙(コスモ)をたぎらせる。

「危険物製造所?」と言われたがそれは違う。
KASS1 FACTORYは『ドラマチックな毎日』を創る。

【KASS1 FACTORY】開始。

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イカスミDAY1/2(ハーフ)

2年前に西区九条で行われた伝説のパーティー『イカスミDAY』。
クラブフロアに畳を敷いて、炊き出し鍋を設置。クラブパーティーなんやけどゴロゴロ寝転んだり、制限なく腹一杯鍋を食えるというおかしな空間だった。
当時、イカスミDAYのフライヤーデザインをさせてもらった。
その頃オレは『アート』には一切興味がなく、「デザインを経験したい」と思っていた矢先の参加だった。そしてオレにとって「初めてのデザイン」だったからこそ、大変思い入れの強いイベントになった。

先日そのパーティーの主催者 "うどん君" から久しぶりの連絡があり、『イカスミDAY2』を今年の年末辺りに開催したいという話を聞いた。そして、イカスミDAY2開催までの階段の踊り場、『イカスミDAY1/2(ハーフ)』を小規模で行うようです。

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7月25日(土)@ Cafe47
Open 16:00 / Start 16:30 〜 Close 23:00
Door ¥1,000 +1缶Drink

DJ MIAMIさんのセレクトは前回かなりツボだったし、2HEI bit BROSがファミコン等のゲーム機を使うパフォーマンスは今でも鮮明に覚えている。
今回は、通常営業時もチルアウトスペースとして人気のある "Cafe47" での開催。
子供連れOK!! ゆっく〜り、マッタ〜リの夕刻を楽しめそうです。

ちなみに、 フライヤーへの記載情報をもらったとき、オレの名前もリストされてて『Art Direct』という役職になっている。
「なんかカッコえぇけど、なにするかわからん!」というのはオレも思った感想。
うどん君に問い合わすと、本人はどうやら『Direction』とか『Director』という意味でリストしたかったようなのだが、これじゃあ『あーと だいれくと』となる。
その話でひとしきり盛り上がった後、「KASS1さんのアートはいつも直接的だからそのままで行きましょう!」ということでそのままになりました。
コトニストという役柄でなにか「書く」ことではなく、オレが「これはアートだ!」と断言したことは全部アートと捉えてもいいようです♪ VIPやな〜(笑)

そして、当日エントランスで「KASS1に差し入れを持ってきました。」と言えば、持ち込みOKになります。別に差し入れじゃなくてもいい。自分たちが食べたり飲んだりするものを持ち込むための合い言葉です。Cafeだけど、勝手にドリンクやスナック菓子やカステ〜ラやガリガリ君とか持ってくればいい。

みんながチルアウトできる空間作り、オレにとってそれはアートです。